誘導加熱の特長
1 急速加熱が出来る
● 放熱量が小さく、熱効率が高い
● 鉄鋼の加熱においてスケール発生が少ない
● 高温加熱が出来る
2 電気エネルギーを直接材料に投入できる(電気エネルギーを熱エネルギーに変換する)
● 損失は、加熱コイル(主に銅パイプ)の銅損のみで効率が高い
● 無接触加熱であり、接点が不必要でスパーク等により材料表面を傷つけない
3 局部加熱が出来る(必要な部分を容易に加熱することが出来る)
● 不必要な部分がないので熱効率がよい
● 周波数を選択することにより必要な深さまで加熱することが出来る。
4 温度制御が容易で迅速である
● 電源電圧の制御で温度を制御することが出来る5 無酸化加熱である
● 真空中や雰囲気中でも加熱が出来る。活性金属・特殊金属の加熱に有効。