補強土壁 フォレストウォール工法
■ 完全版(10分46秒)
■ 短縮版(2分3秒)
特許権:名称「補強土壁構造」、特許第5770330号、特許第5833329号
軽量で組立てが簡単でかつフレキシブルな円筒金網により、施工性をより向上させた補強土壁工法。斜面災害の復旧に最適。HMax=5.0m程度
関東森林管理局福島森林管理署丹波楯山林業専用道新設工事
「フォレストウォール工法」の特長
主な用途
- ・林道、林業専用道の路網整備
- ・斜面災害の復旧
構造性
- ・安定性と大きな耐荷性(同じ段の円筒同士を専用コイルにより連結)
- ・かご丸くんと同じく長期耐久性に優れている
- ・亜鉛-10%アルミニウム合金めっき(300g/m2以上)鉄線(φ3.2)を用いた先めっき溶接金網を使用。通常の亜鉛めっきよりも、同じ付着量で約2倍の耐食性を有している。
施工性
- ・組立てが簡単(部材は半円筒、コイル、マット、チェーン、支圧板、アンカーピン)
- ・施工が早い(円筒は自立性があるので、施工時に固定部材は必要としない)
- ・部材が軽量(円筒金網:2.8kg/個、コイル:0.2kg/個)
- ・円筒の配列を工夫することで曲線施工・折れ点の施工が可能
- ・地形に応じた形状変更等、現場対応の自由度が高い工法
- ・かさ張らない(半円筒の金網を重ね合わせた状態により現場へ搬入)
経済性
- ・低価格を実現(チェーンウォールと比較して材料費を50%低減)
フォレストウォール工法標準断面図
主な用途
- ・林道、林業専用道の路網整備
- ・斜面災害の復旧
土を拘束する円筒には、大きな耐荷力があります
フォレストウォール工法施工手順
1.コイルによる円筒金網の連結、組立
半円筒状の金網および連結用コイルを用いて円筒金網を組立てます。
次にマットを取付け、円筒内半分の高さまで土を敷均し締固めます。
2.チェーンおよび支圧板の設置
- 円筒金網内にチェーン取付け
- 盛土へチェーンおよび支圧板設置
3.盛土材敷均し、転圧
- 盛土の敷均し、転圧
- 円筒金網近傍および上部の敷均し、転圧
フォレストウォール工法 施工事例
- ●工事名:丹波楯山林業専用道新設工事
- ●発注事務所:関東森林管理局 福島森林管理署 白河支署
- ●工事名:上の沢支線林業専用道新設外工事(H24補正) 3号箇所
- ●発注事務所:関東森林管理局 吾妻森林管理署(群馬県)
- ●工事名:井出川林道柿平支線外2改良工事 井出川林道①
- ●発注事務所:関東森林管理局 磐城森林管理署(福島県)
- ●工事名:井出川林道柿平支線外2改良工事 井出川林道②
- ●発注事務所:関東森林管理局 磐城森林管理署(福島県)
- ●工事名:林道小薮川線補修工事
- ●発注事務所:和歌山県日高郡日高川町役場
- ●工事名:平成25年度旧川本西小学校災害復旧工事
- ●発注事務所:島根県邑智郡川本町役場